怪我をしたときの対処方法

文責:院長 柔道整復師 山田 健雄

最終更新日:2022年11月05日

一般的な怪我をした時は、どのようにしたほうが良いかを知りたい

 皆さん、大なり小なり怪我をされたことはあると思います。

 何処かに激しくぶつけた、グニャリと手首や足首を捻った、走ったらふくらはぎに痛みを生じ跛行(=びっこ)を引く姿になった、倒れたりした時にその部分が腫れて痛みを伴った、肩や肘が外れた等などが起きたとき、思い出して頂きたい言葉があります。

 『RICE』と言う言葉です。

 ライスと呼びますが、Rest(安静) Ice(冷却) Compression(圧迫) Elevation(挙上)の頭文字を取ったもので応急処置の原則の言葉です。

 患部を休め、炎症を抑えるために冷却し、出血や腫れを少しでも抑えるために圧迫し、心臓より高い位置で挙上させて保持すると言う意味です。

 「あっ!やってしまった」と思ったら先ず、現場で行える応急処置方法として実践してみて下さいね。ただし、出血が多く伴う場合や頭部を激しく打ったりした場合は、現場では手に負えない事もあるので、救急要請することを躊躇わないで下さいね。

 当院で、応急処置のやり方等をお伝えしますので、気軽にご相談下さい。

怪我をしたけど、状態がはっきりしているもの、していないもので対処は違うのかを知りたい

 お怪我をされた時には、大小関わらず基本、RICEの原則に準じて頂ければ良いと思います。しかし、頭を打ったり、出血が酷い場合はそれだけでは対処出来ないことがありますので、躊躇わず救急車を呼び、指示を仰いで下さい。

 決して恥ずかしいことでは無いので、焦らず対処して頂ければと思います。

 怪我の受傷起点がはっきり何がどうなったか、分からないときも同様に最低限、安静にさせる対処だけでも行い、救急の指示を待ちましょう。

接骨院ではどんな原因や症状で通えるのか?について

 接骨院(又は整骨院)では、一般的な怪我で通院することが可能です。

 一般的な怪我とは何か?と問われますと、答えとしては、打ち身(打撲)、捻挫、肉離れ(筋挫傷)、重篤なものでは骨折や脱臼といったケースです。

 これらの症状を見たん呈しているものに対して、固定や整復といった施術を施す事で、快方に向われるようお手伝いさせて頂くのが接骨院です。

 また、重症な場合、病院に紹介させて頂く中継地点であることも接骨院の役割です。

 患者様ご自身で、発生している痛みが何なのか分からない場合もあると思います。

 お医者様に掛かられる前に、予診としてご利用頂いて構いません。どうぞ安心して、ご来院下さい。

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