姿勢に関するお悩み(体の歪み調整コース)
姿勢が悪いと(例…猫背)言われるのですが、真っ直ぐになれますか?
姿勢が悪いと言われる方…、確かに多いですよね。
背中が丸くなっている方、顎が突き出るように姿勢が崩れている方、見た目にもよくないように映りますよね。
でも、これは見方を変えれば、その「悪い」と言われる姿勢になることで体への負担を軽減している姿なのです。
骨に変形がある、筋力が弱っている又は衰えている場合、動かせる部分や代わりに使える部分で姿勢を保とうとしますよね。
それ故に、アンバランスな姿、見た目に違和感を覚える姿になってしまうのです。
さて、その曲がってしまっている姿勢を、見た目上、真っ直ぐにできるか?ということですが、答えとしては、どこも負担なく完璧に真っ直ぐに出来るわけではありません。
何故なら先ほど記した中で、骨に変形があるものについては骨格上の問題、つまり病的(骨折での変形治癒含む)なものでの骨の変形は構造上に問題があるので真っ直ぐにすることはほぼ不可能であり、矯正という意味で、整形外科的な手術が選択肢となります。
それ故、筋肉の張り感や硬さ、筋力の弱さに問題があると踏めるものが改善の見込みがあると言えます。
ただし、如何に真っ直ぐに近い状態なところまで持って行けるか、というのが目標であり答えになります。
当院では体のどの部分に負担が掛かり過ぎているのかなどをチェックしていきながら歪みを整えていきます。
施術を受けられてみて結果として真っ直ぐになっている状態になると、景色が変わって良いですよ。
姿勢の悪さで、他の違う部分に何らかの影響はありますか?
姿勢が崩れていると、様々な部分が、その人の生活のスタイルを保とうとして、代償動作という動かし方を引き起こします。
このこと自体を悪く言う事はありませんが、皆さんの生活スタイルに必要な姿勢となりますから本来、しゃんとしている部分が弯曲していたり、力を入れなくてもいいような部分に力が入ってしまっていたり、関節の動かせる範囲が狭くなったり、筋肉が強張っていたりします。
また、そういった負荷が強くかかってしまっている部分は血流が悪くなっていたりするので、場所によっては、頭痛や目眩、耳鳴りなどの不快な症状を生みだすこともあると言われます。
胸部や腹部に近い部分なら内臓系を圧迫してしまっていることさえあり、その影響による症状も現れます。
人に限らず、動物には本来の姿勢を維持するために、脊柱(背骨)には生理的湾曲(※病的なものを除く)というものがありますから、その自然のカーブを極端に逸脱しないような姿勢でいたいですね。